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お知らせ

「福島 土壌スクリーニング・プロジェクト」に参加しました③

【2013.09.06 更新】

  5月27〜31日の日程で伊藤(執行役員)がプロジェクトに参加しました。

  5月からは、田植えの準備が始まり田に水が張られるため、場所を果樹園に移してのスクリーニングです。阿部さん(JA新ふくしま)とチームを組み、松川町で行いました。
スクリーニングを申告された方の住所一覧表を見ながら、対象の果樹園を探すことから開始です。測定方法や測定箇所は水田と同じ1ヶ所3地点ですが、水田のように整理されていませんので、地番が違ったり、園地ではなく自宅の住所が記入してあったりで、実際に測定できるのは一覧表の2/5程でした。残りは、山林・畑・庭・住所無し等です。山林をかきわけて園地を探す必要があったり、探し回ってもなかったりで、次々測定していく水田とは違った労力が必要です。阿部さんのお話しでは、一日に測定できるのは最大で40箇所程度だそうです。今回は、一日あたり15ヶ所、45ポイント位の測定でした。
  土壌スクリーニングは、福島再生の第一歩であることを実感しました。福島大学の石井先生が言われるように「リスクが高いところと低いところの仕分けが出来れば、消費者も安心できる。将来的にはリスクが高いところに絞って対策をとることで費用も減る」という言葉がこの取り組みの重要性を物語っています。
 このプロジェクトでは毎水曜日に関係者が参加しての交流会があります。今回は福島大学の先生4名、桜の聖母短期大学の先生2名、福島県生協連2名、JA新ふくしま1名、そして地元の若い生産者2名に今回参加した私を含め3名の参加で交流会が開催され、福島の現状や問題、そしてTPPの事等、大いに話が弾みました。心配していた農業の後継者問題も「震災と原発問題を機に福島の農業を自分達で再生しよう!という若者が増えている」と聞き安心しました。
  今大切なのは、「1人の100歩ではなく、100人の1歩」だから、一人ひとりが出来ることをやり、全員で着実に前進することが重要という声なき声だと思いました。