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お知らせ

「おもいつなげて福島支援交流会」に参加して来ました!(9月20〜21日)

【2013.10.08 更新】

福島県生活協同組合連合会主催で開催された交流会に組合員活動グループの高橋マネージャーが参加しました。
県内外から170名を超える参加者で、会場となった「ホテルグリーンパレス」は熱気ムンムン、二日間にわたり福島の現状を知る学習やワークショップ、そして参加者からの報告等、改めて「福島原発災害の現状と『支援』の課題」が明確になりました。二日目は福島の現状を見る、知る、聞く、そして感じる「視察」に取り組みました。

<交流会の主な内容>
9月20日(金)
■ 学習講演「福島原発災害の現状と『支援』の課題」
清水修ニ氏(福島大学経済経営学類准教授)
■ 生協が関わっている福島支援に関する報告
・「福島の子ども保養プロジェクトの成果と課題」西崎信子氏(福島大学行政政策学類准教授)
・「福島における産・消・学連携による食と農の再生に向けた取り組みの意義と課題」朴相賢氏(福島大学
   うつくしまふくしま未来支援センター)
・「FTE(ファースト・トラック・ファイバー)による検査について」國井勝義氏(浜通り医療生協事務長)
■ 「福島のくらし今」リレー報告
・「福島の子ども保養プロジェクトに参加して」平井華子さん(コヨット!参加者)
・「食事からの放射性物質摂取量調査参加者報告」菅野真由美さん(コープふくしま理事)
・「災害直後から2年半のくらし」佐藤美喜子さん(飯館村婦人会会長)
・「あぶくま地域の復興のために」渡邉とみ子さん(かーちゃんの力プロジェクト協議会代表)
■ 今後の課題などを共有するワークショップ
9月21日(土)
・「奥の松酒造(二本松)」視察
・「二本松米全袋検査場」視察
・「JA新ふくしまモニタリングセンター」視察
・「土壌スクリーニング」デモンストレーション
・「JA新ふくしま農産物直売所・ここら矢野目店」視察


<交流会に参加して>
福島の全国順位…農家数3位、耕地面積7位、農業出荷額11位、米4位、果物8位…農業王国ということを考えると、農産物や加工品を利用というカタチで応援することの重要さを感じました。また、生協陣営の福島産の扱いは少ないという実態も聞き、「産物利用」は今後の検討ポイントだと思います。
また、福島では「風評被害」が今も続いていますが、「わからないことを強調しない」「わかったことを広げる」…マスコミ報道もそうあって欲しいと思いますが、私達自身意識して取り組まないといけないと思いました。地元は、安全に加えて安心を消費者に届けようと大変な労力を割いてみえます。「なんとなく不安」という思いは、確実に風評を形成しています。福島の努力を科学的に受け止めなければ、と思います。「農産物の影響はない!影響のあるものは流通していない!」これを伝えたいと思います。
おわりに、「原発是非論」と「放射線の健康影響の有無に関する議論」を切り離すべし…という清水先生の提言は、私達の今後の運動においても大切にしたい視点です。とんでもない出来事が起こったことは事実ですが、その悲惨さを原発反対運動で強調すればするほど、福島への根拠なき風評被害や差別につながることを感じました。また、コープぎふでも取り組んでいる「福島のこども保養プロジェクト」は、福島のニーズを大切に受け止め“放射能ストレスと戦う活動”としてすすめたいと考えます。