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アイスバー 栄屋乳業株式会社(愛知県岡崎市)

こころ癒される、あまいデザート

おやつや食後に欠かせないものといえば、おいしいスイーツ。
アイスクリームやシューアイス、ワッフル、シュークリームなど生協で人気の多彩なデザート商品を作っているのが「栄屋乳業」です。
あまい香り漂う、愛知県岡崎市の工場を訪ね、アイスバーやワッフルの製造されている様子をうかがいました。



昭和21年に創業アイデアと技術で開発
写真左より
業販課責任者・米倉薫さん、
業販課・吉村一夏さん
製造課責任者・渡邉嘉仁さん、
製造部責任者・鈴木好孝さん、
専務取締役矢作工場長・白井昭博さん、
営業部責任者・飯田正則さん
組合員の声を採り入れながら生まれた「ねりチョコアイスバー」や「ふわふわっふる」など数々のデザート商品を手がける「栄屋乳業」は、昭和21年創業の歴史あるメーカーです。アイスキャンデーの製造・販売から始まり、みぞれ、かき氷、ペアシュークリームなどヒット商品を世に送り出してきました。創業者はアイデアマンとしても知られ、昭和初期にはアイスクリームが溶けるのを防ぐブリキ缶の保冷機を造ったり、ソフトクリームを逆さに充填することで大量生産方式を発明しています。そんなアイデアと技術で様々な改善を重ねながら、商品を作り続けてきました。

8〜20種の材料を混ぜ合わせる。
殺菌して冷やしたアイスをアイスバーの型に詰めて凍結。
固まりかけたアイスにバースティックを挿入し、表面をコーティング。
金属や異物の混入がないか目視。
デリケートなチョコアイスも課題クリア
信頼のおける実績から、生協とお付き合いが始まったのは昭和55年。60年には「ねりチョコアイスバー」が発売されました。これは「地元生産者のせいきょう牛乳をもっと利用できないか」という組合員たちの思いを受けて、みかわ市民生協と栄屋乳業が開発した商品。牛乳を25%配合することで、コクのある豊かな味わいを生みだしました。一方で、開発の苦労を、製造課責任者の渡邉嘉仁さんはこう語ります。
「こんなにぜいたくに材料を使うアイスは他にありません。しかし、乳製品たっぷりだからデリケート。固まるのが遅いため、綿密な製造スケジュールを事前に立てて品質を保つよう努めました。試作に半年かかりましたが、今では寒い季節にも人気の商品です」。

衛生管理を徹底しつつよい香りと味わいを
では、アイスバーはどのように作られているのでしょう。製造は、原材料の調合から。レシピに従って8〜20種類の材料を計量して、混ぜ合わせます。その後90〜95度のヒーターで殺菌。15度前後まで冷やしてから、タンクで4〜24時間ねかせます。
「ねかせるのは、香料をなじませるため。そうすると香りも味もよくなるんですよ」と渡邉さん。
次に、アイスバーの型に詰めて凍結させます。ほどよく固まりかけたタイミングでバーのスティックを挿入したら、表面をコーティング。「コーティングには砂糖水などを使います。こうすると糖分が外へ逃げ出さないんです」と渡邉さんが説明してくれました。できあがったアイスバーは金属混入検査などを行います。検査の機械を通しながらも人の目で、金属や異物が入っていないか、商品に問題がないかを確認します。アイスやワッフルなど乳製品を使う商品も多いため、特に衛生管理に努めているということです。

わっふるは、材料と焼くスピードが大切
 このほか、「ふわふわっふる」も好評の商品です。これは、名前の通り「ふわふわ」感がポイント。開発にあたっては「ケーキ屋の味に近づける」ことが目標でした。生地の小麦粉は、時間がたつとグルテンによって粘りが出てしまうため、「練ったらすぐに焼く」ことに。生地を充填してから焼けるまでは約2分半という素早さです。材料も改良され、最初は卵黄のみでしたが、卵白を混ぜてキメ細やかなふわふわ感をアップさせました。
 「香料や着色料に配慮するなど、安全・安心を大前提に考えています。しかしそれに加えて、私たちの作ったお菓子が、楽しさや心のゆとりを生んだらうれしいですね。デザートがもたらす癒しをぜひ味わってください」。
営業部責任者の飯田正則さんがそう語るデザートの魅力。くつろぎのひとときにいかがですか。



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