平和のおしゃべり会「ピースカフェ」を9月24日(金)にオンラインで開催しました。
今年度のコープぎふ平和活動のテーマのひとつは”語り継ぐこと”。岐朋会(岐阜県原爆被爆者の会)事務局長の木戸季市さんをゲストにお招きし、ご参加の13名と交流しました。
今回のテーマは「ヒロシマ・ナガサキあの日の話」です。
木戸さんには、地図や絵、写真をみながらナガサキでの体験をお話いただきました。その後DVDで、ヒロシマで被爆をした西田さんの証言を視聴しました。
みんなの交流の中では、黒い雨の境界線についてや、学校教育の必要性などについてお話しました。
【参加者の感想】
きっかけがないと聞けない戦争のお話はすごく貴重だと思います。思い出したくはない話でも語り継がなければいけないという強い使命感を感じました。聞いて終わりではなく、聞いて始まることを見つけていけたらと思います。
木戸さんの言葉の一つ一つに、深く考えさせられるものがありました。被爆者である木戸さんが、内外の状況を分かりやすく説明され「これらの問題は、被爆者だけの問題ではない。次に被爆者になる可能性は、若い人ほど高い。武力が戦争抑止力にならないことは証明済みだ。多くの人たちの力で核兵器を使わせてこなかったのだ。」と、言われました。視野が広がった学びでした。
「黒い雨」の境界線の話がありましたが、どんな場面でも「線引き」になることがあります。どうして線を引くのかを考え、声を埋もれてしまわないように考える大切さを今日の会に参加して思いました。参加された皆さんから、感想を話す場にて、それぞれの考えを聴く機会となり、話が深くなったと思いました。参加してよかったです。