2025年6月4日(水)、国連が定めた2回目の国際協同組合年を記念し、日本コープ共済生活協同組合連合会の和田寿昭理事長(生協総合研究所 代表理事専務理事)をお迎えして、コープぎふの管理者を対象にご講演をいただきました。
2025年は国連の定めた「国際協同組合年」(ICY:International Year of Cooperatives)です。国連は「一年を通じて、平和と安全、開発、人権/人道の問題など、ひとつの特定のテーマを設定し、国際社会の関心を喚起し取り組みを促すため」に「国際年」を制定しています。
ICY2025は「協同組合はよりよい世界を築きます」がテーマになっています。
講演では、コープ共済が大切にしている理念と組合員の声から商品開発・サービス改善が行われてきた歴史をお話いただき、共済事業の視点からくらしを支える協同組合の存在意義について語っていただきました。
また国際協同組合年に制定されたことを良いきっかけとして、これまで以上に協同組合同士の連携や交流ができる環境を整えていくとして、国会にて「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議」が採択されたことについても紹介いただきました。
時代や社会の変化によって協同組合の在り方も変わっていきましたが、今一度、協同組合らしさやアイデンティティを見直していく必要があるともお話いただきました。
講演会終了後にはコープぎふの根崎理事長から「講演の中で『協同組合の可能性は無限大である』とありました。まさにその通りで、協同組合同士で地域の中でどんなことができるか考えていく必要があると感じました。またその活動を広げるために、他の協同組合や行政、他団体と連携して周知させていかなければと思います」と受け止めの発言がありました。
コープぎふは、これからも他の協同組合と連携して、地域の皆さんのくらしを支える事業をすすめていきます。