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組合員活動(活動レポート)

福島県「恵下越団地ふれあいサロン」を訪問してきました!(11月15日・16日)

【2018.12.20 更新】

福島県三春町にある葛尾村の復興公営住宅「恵下越団地集会所」で「コープふくしま」と」「NPOしんせい」そして「葛尾村社協が協力して開催している「ふれあいサロン」に蟹沢・近松理事と加藤・大山(くらしの活動部)の4名で参加してきました。

葛尾村は、「ダッシュ村」があった事で有名ですが、内陸部にあり津波による被害はなく、地震による揺れで11棟が半壊、47棟に屋根瓦が落ちる被害があった程度でしたが、村長が「放射能から住民の命を守る」と「全村避難」を3月14日に決断。マイクロバスと自家用車で612名が福島市「あずま総合運動公園」に避難した。
翌15日には、福島第一原発2号機と4号機が爆発。午後からの降水で村内に大量の放射性物質が降下した思われ、危機一髪の脱出となった。
現在は一部地域を除き「避難指示」は解除されているが、帰還者は261名、帰還率は約18%となっている。

恵下越団地は105戸の入居者がありますが、当日は30名程の参加があり、参加者みんなで体操して身体をほぐしてから、五平餅を作りました当日炊いた3升のお米はあっという間に五平餅にカタチを変えお腹の中に!参加された方からは「今日がこれまでで一番楽しかった!」と言っていただけました。
皆で「五平餅」を食べながら交流した後は、懐かしのレコードを聞きながら、岐阜南支所から送ったお菓子も届いての「お茶会」となりました。

参加された方からは「ここの団地は戸建てで快適だけど、少し高いところにあるので風が冷たくで冬は寒い」「買い物は、丘を下りるとスーパーがあるが、車に乗れるうちはいいけど、この先どうなるか…」「団地に入っているのは一人、二人暮らしの高齢者が多く、若い人は数える位しかおらん」「家に戻れれば戻りたいが、とても住む環境になく家も泣く泣く解体してしまった」「もともと小さな村だったので、ここに来ても『あの人は誰?』みたいな事はないので皆で助け合ってやっていけてる」「こうして集まって、皆で一緒に作って食べるなんて、何年ぶりやろう?」等と声を聞かせて頂けました。

浜通りでも復興に向けた工事は進んでいますが、未だに道一本隔て「帰還困難区域」が設定され、今立っている場所と何が違うのだろう?と考えさせられました。富岡町にある回転寿司屋さんの店内は震災当日のまま時が止まっています。「避難指示」が解除された富岡町では帰還者は791名名、552戸。帰還率は約7.5%となっている。大熊町・双葉町は以前として全域が帰還困難区域のまま…。浪江町でも帰還者は899名、帰還率は約4.2%と非常に少ない状況となっています。津波被害に加え福島第一原発事故による見えない放射能との闘いはまだまだ続きます。