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お知らせ

「福島 土壌スクリーニング・プロジェクトに」参加しました⑥

【2013.09.12 更新】

8月26〜30日の日程で、香村各務原支所長と辻中濃支所長がプロジェクトに参加しました。

  今回は、梨畑を中心にスクリーニングしました。果樹園は3〜12箇所の測定と作業が大変です。梨畑は木自体が低いのとあいまって移動も大変、中腰での作業も辛いです。12箇所の所は面積が12haとかなり広いです。
  計測していると農家さんが不安そうに聞いてみえます。空間線量の測定と間違って聞いてくる人も多い。「
土壌の測定について」だと説明すると納得して聞いて頂けます。農家さんからは「セシウムが土の中にどんな感じで染み込んでいって根からどんな感じで吸い上げられるのか、今は分からない状態です。すぐに吸い上げられるのか。それとも何年もかかって吸い上げられるのか、はたまた全然吸い上げられないのか非常に不安である」との声を頂きました。
  福島の梨の生産量は全国3位だそうです。今年もたくさん実っていました。どの農家さんも必ず1個や2個食べていきなさい、と言って梨を切ってもらえます。大変おいしいです!
今回測定したエリアの線量は3000〜4000ベクレルでした。最高は7000ベクレルの所もあり、本当に畑1枚一枚で違う事が分かります。だから計測が必要です。農家さんが「若いもんは福島の物を食べない」と言ってみえました。身内がつくった物を食べれない…悲しい話し、スーパーでは他県産のお米が売れているそうです…米どころであるのに辛い話です。作業をしながら「汚染水問題で、更に風評被害が広がるのでは?」と言われた方もあり、皆さん複雑な思いで収穫作業に取り組んでみえる事がよく分かりました。
  今回参加したのも、作業する事が目的ではなく、この取り組みを伝えることを通して復興を支援することだと感じました。桃・米・ぶどうの扱いがコープぎふでも企画されていますが、更に岐阜の地でも多くの方の正しい理解のうえで、扱いが広がり、福島の復興になれば、と思いました。また、福島の生産者の皆さんと顔の見える間柄が一番大事であることを改めて思いました。
  28日朝、地震がありました。まだまだ余震が続いています…

 

 

※ 最後の写真は観光経済新聞社(2011年10月8日)より転載