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組合員活動(活動レポート)

豚コレラ学習・意見交換会を開催しました

【2019.10.25 更新】

10月23日(水)、コープぎふ本部において「豚コレラ学習・意見交換会」を開催し、全国農業協同組合連合会 岐阜県本部(JA全農岐阜)畜産部長 矢野昌彦様、株式会社 ロッセ農場 社長 栗木貢男様、岐阜県農政部 家畜防疫対策課 防疫指導係長 小林弘明様よりお話しいただきました。

昨年9月に発生した豚コレラをめぐる情勢を受け、豚コレラ感染拡大の現状と、10月下旬から始まるワクチン投与の安全性について学び、組合員をはじめ、消費者に正しい情報をお知らせできるよう、64名の理事・監事、エリア委員、役職員が参加し、学習・意見交換を行いました。

始めに全国農業協同組合連合会 岐阜県本部(JA全農岐阜)畜産部の矢野昌彦様より、豚コレラの発生に関わる情勢報告をいただきました。岐阜県では38施設中、24施設で被害があり、約7万頭の豚が殺処分されました。岐阜市食肉地方卸売市場における豚枝肉の取り扱いも発生前の約7割減となる中、養豚業者の皆さんは経営再開に向けて前を向いて進んでいること、消費者が県内産の豚を利用することで、生産者の支援となることをお話しいただきました。

またコープぎふの産直豚の生産者である株式会社 ロッセ農場の栗木貢男様より、産地(高山市)での防疫の取り組みをお話しいただきました。ロッセ農場では以前から、農場に入る際のシャワーインや、運搬車両の洗浄、消毒等、防疫に取り組んでいましたが、さらに農場周辺には地中深く太い杭を打ち、イノシシ用のワイヤーメッシュと電柵を設置し、道路には真っ白になるまで石灰を散布、カラスよけのデグスを張り巡らすなど、徹底した防疫に全社員で奮闘しているとお話いただきました。

岐阜県農政部 家畜防疫対策課の小林弘明様からは、「ワクチン接種とは?安全性について」と題して、ワクチンや、今回投与される豚コレラワクチンについて詳しくお話しいただきました。豚コレラが人に感染することはなく、ワクチンを接種した豚肉を食べても人には影響がないことをお話しいただきました。

今回の学習・意見交換を通して、生協では豚コレラの感染予防に効果が期待されることから、豚コレラワクチンの接種を行うことは有意義であると考えます。
産直豚生産者においては、消毒の徹底など防疫に相当な努力を頂いています。また、安心、安全なおいしい豚肉を組合員の皆様にお届けするために、努力頂いています。生産者を応援するためにも豚肉のご利用をお願いいたします。

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