



9月2日・3日、石川県で開催された「つながる力で能登を元気に アクション in いしかわ」に参加しました。
このイベントは、能登半島地震や奥能登豪雨災害からの復旧・復興を支えるために企画されたもので、全国26都府県 45生協・団体 185人の生協組合員・役職員が集まりました。
コープぎふでは、職員4名、組合員理事1名が参加しました。
1日目は、ANAクラウンプラザホテル金沢にて交流会が行われました。
開会のあいさつでは、コープいしかわの大谷理事長から全国生協からの支援に対して感謝が述べられました。
コープいしかわ佐々木執行役員からは、被災地の現状とコープいしかわの取り組みについて報告が述べられました。
続いて、以下の方々より被災した当時の状況や現在まで続けてこられている支援についてなどの講演がありました。

『能登半島地震・奥能登豪雨災害で 社会福祉協議会が果たしている役割 について』 石川県社会福祉協議会 村田さん

『能登半島地震・奥能登豪雨災害で 社会福祉協議会が果たしている役割 について』 穴水町社会福祉協議会 橋本さん

『発災からの活動とこれからの被災地で 必要な支援や大切なこと』 被災地NGO協働センター 増島さん

『遠隔地からの被災地支援 「私たちにできること」』 はままつna net 鈴木さん
講演の後、参加者がグループに分かれての分散交流を行い、被災地現地でできる支援・遠隔地からできる支援について話し合いました。
夜は同会場で懇親会が開催され、各生協で交流を深めたり、能登にまつわるクイズ大会で盛り上がりました。
七尾市出身で、自身も地震被害に遭われたプロのピアニスト、西村広文さんによるピアノコンサートも行われ、会場が一つになった瞬間でした。

分散交流の様子

コープぎふ参加者 (右親指を立てて曲げる仕草は能登のポーズと言われています)
2日目、参加者は門前-輪島、町野-輪島、能登町-珠洲それぞれのコースに分かれて、フィールドワークを行いました。
コープぎふ参加者は、それぞれ門前-輪島、能登町-珠洲を訪れました。
上下に感じるバスの揺れ、斜めになっている電柱、倒壊したままの家屋から未だ深く残る被災地の被害の爪痕を感じました。また、先日の豪雨の被害から、当初のルートを通る事が出来ず迂回せざるを得ない、ということも起こりました。
被災者を元気づけるため現地で頑張り続けている方々の生の声に触れ、能登半島地震を風化させてはいけない、と強く感じる2日間でした。
「能登のことを忘れないでほしい」-交流会で投げかけられたこの言葉を胸に、コープぎふは引き続き被災地の支援に取り組んでいきます。

海岸隆起が起こった黒島海岸。写真は震災前は海だった場所で、震災の影響で4メートルも海岸が隆起していることがわかります。

輪島市の物資支援の拠点となる重蔵神社には、多くの支援物資が保管され、中にはコープの商品も。

地震により隆起した駐車場

珠洲市を見学しました