



9月20日、いぶき福祉会日光町の家にて、いぶき福祉会主催で開催された「にっこりえんがわマルシェ」に参加しました。
コープぎふからは「防災」をテーマに、絵本「はるかのひまわり」の読み聞かせ、非常用簡易トイレの紹介、防災カルタや防災クイズを行い、当日は親子約20名が参加しました。
非常用簡易トイレの紹介コーナーでは、実際に簡易トイレに座ってみたり、凝固剤の効果を試す実験を行ったりしました。

お子さんが簡易トイレに座り、「そのままだと丸見えで恥ずかしいから、ポンチョを着て用を足すんだよ」との説明を受けて、正しい簡易トイレの使い方を学んでいました。

凝固剤を、尿に見立てた液体に振りかけ、実際に固まるのかを確かめる実験を行いました。参加者は興味津々に眺め、「ほんとに固まった!」と驚く声であふれていました。
「減災教室トランプ」を使ったカルタコーナーでは、子どもたちといぶきの仲間がチームに分かれて白熱した闘いを見せていました。
「地震で倒れないよう、家具に突っ張り棒をつけて支える」「長時間同じ姿勢でいるとエコノミークラス症候群になってしまう」などの防災知識を、楽しみながら学びました。



防災クイズコーナーでは、防災教材『イツモ防災=いつもの生活の中でできる備え』から、地震でできなくなることクイズを行いました。
「地震で水道・電気・ガスが使えなくなったら、何ができなくなるだろう?」の問いに、子どもたちが×印を貼って答えました。
マルシェの終盤、デジタル絵本『はるかのひまわり』の上映と読み聞かせを行いました。
阪神・淡路大震災で亡くなった少女はるかちゃんの物語に、参加者は釘付けになっていました。
上映後、ひまわりの種を、子どもたちみんなで採取しました。今日のひまわりの種が、いつか大きな花を咲かせますように―――願いを込めて、袋に種を詰めました。

